こんにちは!子供のための英語環境アドバイザー、kaoriです。
先日、飛行機や新幹線などの乗り物大好きな息子に日本語の絵本を買いました。
日本人の子ども向け、英語の絵本を買ってみた
海外で子どもを育てている私は、この本で息子の日本語のボキャブラリーを増やせたらいいな、という目論みでした。
表の帯には日本語で〇万部のベストセラー!みたいな事が書かれていた記憶があります。
それは素晴らしい本なんだろう、と思って早速開いて見てみると、そこには驚きの事実が。
中身を見てびっくり!なんと英単語の下にカタカナでの読み方表記がついていたんです。
私にとっては、英語表記と日本語表記のふた通りで十分だったのですが。
そのいくつかの例はこちらです。
この絵本はガッチリビニールでくるまれて売っていたので、購入するまで中身が見れませんでした。
日本で暮らし仕事をしていた夫にも見せてみました。
日本人にとって カタカナがどれだけ英語習得の妨げになっているのか、
夫はそれを長年にわたり私に口を酸っぱくして言い続けてきたことを証明するかのような一冊でした。
特にLとRの発音に苦労をしている私たち日本人にとって、「ラリルレロ」という表記は混乱を引き起こす元凶です。
Monitor マーニダ
これを聞いた相手は、monitor と聞き取れるでしょうか?
英語絵本を日本で購入する際の注意点
この記事であなたにお伝えしたかった事は、
英語の本選びは慎重によく考えて選んで下さいね!という事。
子供が好きなストーリー、絵、登場人物やキャラクター、サイズや紙の質感、いろんな選び方があると思います。
でも、どんなに良い本でもカタカナ表記は私の中では禁物中の禁物です!
お子さんに英語の本を与えたいと思ったら、
英語苦手な親でもちゃんと読んであげられるものがよいと言う発想になるのは理解ができます。
もちろんです。
ママやパパが子供を膝に座らせて共に本を読むことは、子供の情緒にとっても良い働きかけになります。
でも、英語の本なんて、カタカナ表記がないと、読めないよ、
そうお思いのママ、パパ(いや、じいじ、ばあば)が多いのかも知れません。
よってこういう本が売れるのかな?と想像できます。
不安に思っていらっしゃるママ、パパ。
どうか自信を持って下さい。
みなさん義務教育は中学校で3年、その後高校で3年、多くの皆さんは6年も学校で英語をやってきているんです。
子供の絵本は読めますよ。もっと難しい単語を中高で学んできていますから!
もしも単語の発音に自信がないのであれば、インターネットに頼っちゃいましょう。
こちらの記事では、ネイティブの発音が学べるサイトを紹介しています。
ママ、パパが発音が分からなかったら、開き直ってお子さんと一緒に単語を調べて一緒に発音をしてみましょう。
親もお子さんと一緒に学ぶという気持ちで一緒に英語にふれあう。絵本の時間がそんな風になったらきっと楽しいはずです。
また、最近ではYouTubeで絵本読み聞かせ動画を探してストーリーを把握してから購入を決めることも、聞いて読みの練習をすることも可能になりました。
英語の絵本選びの教訓 まとめ
お気に入りの英語絵本を選ぶなら、
できるならばバイリンガルの絵本より英語だけの表記を。
もし、二か国語表記の絵本の場合は、カタカナ表記の無いものを!
子どもに英語を教えるような語学レベルではないからなぁ、というネガティブな気持ちは一度捨てましょう。
英語はあなたの「子どもと一緒にゼロから身につける」気持ちで。
気楽に気軽に楽しくをモットーに^^
それでは!また次回まで
コメント
コメント一覧 (4件)
ほんとに、まったく、いちいち同感です!!!
残念ながら、日本の普通の本屋さんで手に入るこの手の本はほとんどカタカナ表記があるようです。
ポスターなども同じで、わざわざアルファベットポスターに「A」エイのように読み方が書いてあったりします。
カタカナ表記のあるものは私も買わないようにしています。
特にカタカナが読めるようになっている長女はカタカナの方を読もうとしてしまうので。
私のやっている英語教室に通う、高学年から英語を習い始めた子供達も単語にフリガナをふりたがります。(幼児期から英語に触れている子はこれはやりません)
注意してやめさせるようにしていますが、中学の教科書やガイドにもバッチリ英単語の横にカタカナが書いてあり、子供達はどうしてもカタカナ読みをしてしまいます。
ほんと、ひどいと思いますよー。
長々と失礼しました。
>メイプルさん
コメントありがとうございました!日本の書店で子供の本探しをした事が無かったので、メイプルさんの情報にスゴい衝撃を受けました。
こちらはシンガポールの紀伊国屋なので、あえてそういう書籍を選んでいるのかも、という予想も大はずれですね。
メイプルさんの仰るように、この手の本、教材としてのポスター、そして教科書ガイド!これは根深そうですね。。。なんだかショック過ぎて立ち直れそうもありません(笑
私が世の中を知らなすぎた様な感覚さえあります。
日本における幼児、児童の英語教育って本当に地道な努力からはじめていくしかないのですね。
環境が環境なだけに、やはり近くにいる大人たちがどういう環境を作るのか、これがカギなのかもしれません。
こちらこそ、長々と失礼しました(‐^▽^‐)
私もこの本持っています。
本当に残念ですよね。
我が家ではカタカナ読みは黒く塗りつぶして使用しています(・・;)
>あずさん
こんにちは!コメントありがとうございました。
あずさんも同じ本を持っていらっしゃるんですね!ちょっと嬉しかったです♪
私も同じくカタカナ読みを黒く塗りつぶしたくなった一人です ^ ^
子供が幼くてまだ文字が読めなかったとしても、カタカナがあると親である私たちも、どうしても目がいってしまうのが難点ですよね。。。