こんにちは!kaoriです。
グローバルキッズ養成塾の講座受講生から頂いたお悩みと質問を、今日は、ブログを読んでくださっているあなたにも紹介したいと思います。
受講生のKさんファミリーは1年以上、講座を継続してくださり
グローバルキッズ養成塾の成長とともに、お子さんたちの著しい成長も私も垣間見ることができて心から嬉しく感じました!
初めてKさんがメールを下さってから、共に学び続けて1年半。
Kさんのご家庭では随分と子供達が成長したことを私も体感するお声をいただきました。
そんな中、こんなことをKさんがおっしゃっていました。
英語をなんでやらなきゃいけないの?
Kさんファミリーの一番上のお兄ちゃんは、漠然と「将来のために英語は大事」という動機付けができているけれど、
下の3人のお子さんはママが英語で話しかけると「日本語で話して!」と言うとのこと。
英語を学ぶ意味づけが難しい事実、それと同時に「なぜ英語をやるのか?」を明確にしておくこと。
それこそが英語学習において非常に大事であることを気づかされるコメントです。
子供が英語を嫌がったら?
子供達にとっては母国語の日本語を使うのが一番楽で、幼児期から児童期に入れば日本語はほぼ完璧に理解もできるわけですから、「ママは英語で話さないで!日本語がいい!」と言うのはごくごく自然なことです。
みんな日本で暮していて英語を使わなくても不便がない、ママもパパも日本人ですし、普段は日本語で過ごしているのを知っていますから。
「何故わざわざ 普段の会話で英語を使う必要があるのか?」そう子供たちが思うのは、とても自然なことなので、おうちで英語をやりたいと思っているママは、これをストレスに感じる必要はありません。
国際結婚ファミリーの場合
例えば国際結婚でお互いの国籍が違う夫婦間に生まれた子供が英語圏に住んでいる場合、より多くの時間子ども達が触れている言語、この事例で言えば英語の力の方が強くなるのは自然なことです。
国際結婚をしたカップルの間に生まれた子どもは、自然とバイリンガルになるのでは?というのは、私が子供を産むまで頭で考えていた幻想でした。
これは全くの間違いです。
子供たちが成長とともに言語の力がついてくると、たとえママの母国語が日本語だとしても、自分が暮らす環境内で一番親しんでいる言語を使いたがるのです。
だから、Kさんのご家庭で起きている、「日本語じゃなくて英語話してよ!」という現象は、至極当然、心配ご無用!ということです。
我が家でもこのやり取りは日常的に起きています。
だって、自分が話し慣れた言葉で聞いて話す方が子供にとって断然楽だからです。
ただ、ここで注意が必要なのは、受講生のKさんのおっしゃる通り、親があまりに押し付けがましくなっていくと、その先子供達が英語嫌い(日本語嫌い)になってしまいかねないので、英語の家庭学習アプローチには注意が必要なんですよね。
また、子どもの発達はKさんのご家庭のように年齢差が大きければ、当然使う教材やアプローチも大きく変わってきて当然です。
年齢に違いがあるのと同様に、性格や好みにも違いがあるので、同じ教材が子供全員に効果的に使えないとしても、あまりがっかりする必要はありません。
「気長に色々試してみよう!」と言う気持ちで、決して焦らず、各々のご家庭で、独自のペースで取り組んでいってほしいなと思います。
英語学習、年齢別のアプローチがわかる!kaoriオススメの一冊
私がちょくちょく開く本があります。
それは、「英語の話せる子の育て方」と言う本です。
そこには、年齢別の子供の特徴と、どのような英語の取り組みが効果的かが書かれています。
英語力を高めたい日本のご家庭だけでなく、英語&日本語で、海外で子育てをしている私にとっても非常に参考になる内容が書かれていました。
年齢別英語学習の取り組み
ここで、各年齢の特徴を紹介します(英語の話せる子の育て方を一部引用させて頂きました。)
0~1歳の特徴
1:集中できる時間が短い
2:反応がないことが反応
3:スポンジのように、ドンドン吸収する
4:興味の対象が限られている。
2〜3歳の特徴
1 おしゃべりをするのが大好き
2 動物、色、数、体を動かすこと、身の回りのものに興味がある
3 自信がある
4 素晴らしい記憶力がある
5 物事を推測する力に優れている
6 言葉を吸収すするスピードが速い
4~5歳児の特徴
1 自分自身を表現するのが大好き
2 体を触ったり動かすことが好き
3 歌いながら踊るのが好き
4 外で遊ぶのが好き
5 質問するのが好き
これと同様に、6~7歳、8~9歳、10~12歳の子供たちのへのアプローチもこの後に続いています。
これを見ると、例えばKさんファミリーの上のお二人、Hくん(10歳)とYちゃん(8歳)はおおよそ同じ取り組みができます。
お兄ちゃんとお姉ちゃんは、
「時間や場所の概念がはっきりし、過去や未来を明確に理解できる」年齢です。
あとは大きな数を理解できるようになってきます。
- 時刻
- お金
- 数字
- 場所
- 気持ち
- 天気
- 昨日やったこと
- 明日やること
8歳、10歳は、このような内容を話す練習をしたり、ロールプレイをするのがとても効果的な学習方法です。
日常生活の中での語りかけ&返答を促してみよう
- How’s the weather today? 今日の天気はどうかな?
- What did you have for breakfast? 朝ごはんに何を食べたの?
- What time is it now? いま何時?
- What did you do at school today? 今日は学校で何をやったの?
まずは、このような定番の質問と返答をはじめに身につけ、これらの質問&返答を日常的に繰り返してみてください。
返答パターンを一度学ぶと、あとは反復のみです!
これは小学生にとって効果的な英語学習で、毎日習慣づけをしたら、たったの5分でできるルーティンです。
子どもが英語を学習するためのモチベーションについて
小学生以上の子供が英語学習をやる気になるアプローチとは?
私は児童英語講師の資格の勉強をしていた時に、このモチベーションについてのテーマと課題について勉強したことがありました。
これについては、母親が家庭内で子供に対し英語環境づくりをして英語を学ばせたいおうちにも非常に役立つ内容でしたので、ここで大まかな内容をシェアしたいと思います。
児童向け(小学生以上)のやる気をオンにする方法はこのようなものが挙げられています。
- 子どもが主導権を持って学べるようにする
- 様々な状況において学習していることを認識する(日常生活の中で、今何時?など英語で言ってみたり、今日は何曜日?と英語で聞いてみたり…)
- タスクを課す(ホームワークの動画撮影などが効果的です。)
- 言語を学ぶことと実世界を結びつける。(お出かけした時のこと、学校でやったこと、部活のことなどを英語で話してみよう!など より実感が湧きやすいですね。)
これは英語環境を整え、遊びのや生活の中で自然と英語を吸収させるという「幼児むけの英語育児の手法」とは明らかに違います。
当然のことながら、赤ちゃんと小学生とでは、英語学習のアプローチが明らかに違うということです。
小学生が英語を学ぶモチベーションを上げるのに効果的な2つのこと
そして、私がジュニア英語について学ぶ中で、ものすごくしっくりきて、スッと腑に落ちたこと、「これこそが、私たち大人の英語学習でも必須の事柄だ!」と感じたことをここでシェアしたいと思います。
小学生むけの英語教育では、英語学習は将来役に立つ、必要性があるということを子供に伝えることが子供のモチベーションに繋がると考えてしまいがちだが実際は違うのです。
実際に子供のモチベーションを高めるために大切な二つの要素があります。
1 親御さんが英語学習の大切さ&価値観を子供にちゃんと伝えて理解させられること。
2 英語が楽しいと子供が思えるようにすること。
この二つです。
1 の、英語学習の大切さ、価値観を伝えることは、実際のところとっても難しいことだと私は感じます。
「なぜか?」というと、英語の大切さや価値観を体感レベルで理解している日本人の方は多くないと私は思うからです。
例えば、過去に海外に旅行に行ったことがある親御さん、仕事で今現在英語を使っている親御さん、留学経験のある親御さんなどは、この部分で「英語学習の重要性、価値観」を多かれ少なかれ体験したことがあるはずなので、子供にもこれを伝えたい!という気持ちが湧いてくるはずです。
逆に、この感覚を体感したことがない場合、英語の重要性や価値観をいくら伝えたくても信憑性をもって子供たちに伝えることができないのではないでしょうか?
その場合は、英語を学ぶ理由ってなんだろう?なぜ英語を学んだほうがいいのだろう?これを自分なりにじっくり考えてみてほしいと思います。
このようなテーマのブログの記事や情報を、お母さんご自身がインターネットなど検索して読んでみるものよいかもしれませんね。
私自身も、この「英語を勉強する意味ってなんだろう?」という疑問は、長年の間、常に頭の片隅にあります。
ご興味ある方は、この記事も参考にご覧ください。(クリックすると別ウィンドウで開きます。)
英語は いつ始めるのが正解?という疑問がある方はこちらの記事もご覧ください。
続いて、2つ目の「子供が楽しいと思えること」を探すのは、1番に比べて易しいと思います。
子供が参加したいと思えるアクティビティやプロジェクトがあれば、きっと英語を学習する意欲を持つはずです。
子供にとっては、「学習自体」、または「達成感」が一番のご褒美となり、この学習の意欲は子供がこの先の人生を生きる基本となるものです。
そのように「学習すること」「達成感」が喜びとなるように、私たち親が子供達を導いてあげるのが、大きな役割だと信じています。
例えば、ゲームやクイズで勝ったり、態度がよかったり、宿題をやってこれた場合にご褒美があっても構わないけれど、「学習」自体にご褒美を与えることは薦めていません。
なぜなら、勉強すればお母さんがご褒美をくれる、という構図が、子供の学習意欲を育てるための障壁になってしまうからです。
「学ぶ喜び」、「達成する喜び」自体が、子供にとって学ぶモチベーションになるように導くことがとても大事なんですね。
子供の幼児期に英語を始められず、小学生から英語をやろうと思っているお母さんへ。
小学生からの英語スタートは遅くありません!
英語(その他外国語)を学び始める時期は、いつがいいのか?
小学生で英語を始めるのは遅すぎるのか?
この質問、よく聞きます。
英語学習は、気付いた時が始めどき!と私はいつも言っています。
言語学習を始めるのは、いつからでも遅すぎることなどありません。
言葉を習得し、使えるようになるまでのスピードや効率の差はあれど、結局のところ、学ぶ本人次第なのです。
それは、私自身が幼児期に英語環境が全くなく、一般的に言われている英語習得の臨界期をとっくに超え、成人してからようやく真っ当な英語学習を初めた1人だからこそ、言えることなのかもしれません。
忘れないで!早期英語教育の教材選びよりももっと大事なこと
また、私がこれまで日本を離れ暮らしてきて、子供を海外で産み育てていて実感していること。
夫の海外転職や異動を繰り返して様々な国に住んだり人と関わって感じたこと。
それは子どもにとって「英語が好きになる」と言うのは一つの通過点であり、英語が最終目的となってはいけないってことなんですね。
将来、世界を舞台に生きていくために必要とされる力は、「英語」以外にもたくさんある ということです。
別に、これを読むあなたを怖がらせているわけではないので、どうか安心してください(^o^)
子供達にどんな将来が待っているにせよ、英語は「一つの道具」であることに代わりはありません。
英語力とは、わかりやすく言えば、
あなたが、パソコンでエクセルやパワポを使える、会計ソフトが使えるというのが就職や転職時に問われたり重宝されたりするのと同様の感覚です。
子供のStrong Point が将来活躍のステージを導いてくれる事例
ヨーロッパ出身(非英語圏)私の夫は、日本に住んでいるときは毎週 秋葉原に通い、店をはしごしてパーツを買い揃え、自分で自作パソコンを組み立てるようないわゆるITオタクでした。
日本語は苦手でしたが、秋葉原でショップの店員さんとは妙に高いテンションで流暢に日本語を話す姿を忘れられません。
夫は一度も英会話教室に通ったり英語のための留学をしたことはありませんが、小学生の頃から、機械を分解したりしながら、英語の取説を熟読するような変わった子供だったようです。
知りたいことを突き詰めないと気が済まない性格から、ITにどっぷりハマった夫は、今はITコンサルタントで各国を渡り仕事をしています。
夫の周囲の同僚、上司、部下、クライアントたちはまさに国際色豊かで、やはり皆自分の才能や得意分野を追求した結果、世界で活躍している人が多いです。
自分が活躍できる分野で、自分が自分らしく力を発揮できる世界を確立すること。
そこに「英語が加わればパワーアップできる」ことを、お子さん自身がいつか理解する日がくるのです。
確かに、英語を極めることも一つの選択肢ですよね。
言語研究の分野や翻訳家、通訳として「英語の言語を徹底的に極める職業」もあります。
よって「英語が好き!」をトコトン目指すのも大いにアリでしょう!
子どもが自ら「英語を学びたい!」と思えるようになるためには…?
例えばお子さんが嫌がるのに、親の一存で決めた日課として「英語の教材をとにかく毎日2〜3時間は聴かせる」など、子どもの笑顔や楽しさが生まれない英語学習方法はあまりオススメしません。
子供が「英語のアニメDVD教材が好き!英語を勉強するのが好き!」などと言えば、親は嬉しく思い、子供をスクリーンの前に一人で何時間も座らせてしまうかもしれませんが、これもオススメする英語学習法とは言えません。
幼児期に子供に英語を学ばせる!と目標を定め、教材を購入するのももちろん大事なことでしょうが、
二度と戻ってはこない多感な子供時代に いろんなものを見て感じ、経験し、
いろんな音楽やアートに触れさせたり、
新しいスポーツにチャレンジしたり、
思いっきり運動して転んですりむいたり
いろんな食べ物を作ったり食べたりすることに挑戦したり、
良い経験も苦い経験もすることも、とても大事なことなのではないでしょうか?
可能であれば、行ったことのない場所に旅行したり、
日本の外の広い世界を見せ体感したり、
日本人ではない同年代の子供と触れ合ったり、
異文化体験をしたり、日本とは違う習慣に触れて親子で共にカルチャーショックを味わったり……。
そのような出来事、経験も、のちに英語を学ぶ力を養うためにとっても大事だと思うのです。
どんなことがきっかけで子どもたちが、この広い世界に興味を持つきっかけになるのかは、私たち親にとってすら未知の世界です。
好奇心を持って探求していく、それで自分の将来の可能性を自由に探っていく-
そのチャンスがもしあるのなら、もしそれを選択することができるのであれば、
英語を優先するあまりに、他の可能性を秘めたチャンスを潰さないでほしいとも、私は考えます。
幼児期は、近い将来子どもが英語を学びたいと自らが思えるようになるための種まき期!
英語を学ぶきっかけ作り、やる気の種まきという意味でいうと、
短期的に見たら英語の力をつけるのとは全く関連性がないようなことでも、
そこからどう、子どもの将来につながっていくのかはわからない!と感じています。
だから今は是非、あなたのお子さんの目がキラキラする体験をたくさん重ねてほしいと思います。
どこで何がリンクするのかわからないことも、親の私たちにとってワクワクすることだと思いませんか?
今年10歳になる息子、日本語を一生懸命 勉強中ですが、
彼は、今は亡き坂本九さんに夢中で、日本の歌謡曲60年代〜70年代の音楽にも興味津々です!
そこから日本語を学びたいという気持ちがムクムクと大きくなり、学びに拍車がかかっています。
歴史に興味のある彼は、オーストラリアの小学校で学んでいる世界大戦の歴史を、日本の視点ではどう書かれているのかを知りたいと言っています。
これらは私が敷いたレールではありませんが、子供は自分の興味関心の対象を見つけた時に、好奇心を持ってどんどん自分から学ぶ力があるのですね。
子供の限界を私たち親が決めてしまわず、無理に枠にはめようとせず、のびのびと子育てをして行きたいなと改めて感じた出来事でした。
幼児期の英語環境作りは、5年後10年後子どもたちが小学生〜中学生になった時、自らの意思でで英語を学びたい、学び続けたい、英語を学ぶって素晴らしい!ワクワクする!と思えるための準備期間であり、私たち親はそのための種を蒔く時期である、と考えています。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
あなたのお家で、子どもの学習に対するモチベーションを上げたい時、どんなアプローチをしていますか?
あなたのご意見ご感想も是非お聞かせくださいね。
英語育児って何からどう始めたらいいのかわからない…
英語が苦手だから、子供と英語を学ぶなんて自分には無理だな…
英語のお勉強の習慣化って大変そうだな…
みんなが英語、英語って言ってるけど なんで英語なんてやらなきゃいけないの?
そう感じたことが一度でもある方は、いますぐこちらのメールマガジンにお申し込みください!
1日たったの5分で、これらの疑問や不安が解消されます^^
コメント
コメント一覧 (1件)
突然の問い合わせ失礼します。
英語学習ひろば( https://hitononayami.com/ )というサイトの運営を行っております塩見賢人と申します。
現在は、WEBの立ち上げから日が浅い為、サイト上では個人として運営を行っていますが、弊社で専門の部署を立ち上げ、今後法人として行う予定となっております。
今回、管理者様のhttps://www.globalkid.jp/motivation/ こちらのページを拝見し問い合わせをさせていただきました。
弊社のこちらのページ( https://hitononayami.com/learning-method/ )では英語資格保持者へ行った、最も効果のあった学習方法は?の調査結果を掲載しております。
弊社独自にアンケートを行い調査した結果なので、他では掲載されていない内容です。
弊社では、この調査結果を、現在英語の学習を行っている幅広いユーザーに届けられればと考えております。
またこのような調査結果を掲載することで、管理者様のページの信頼度も向上するかと思います。
引用のリンクを張っていただければ、こちらの調査結果を使用していただいて問題ありませんので、是非ご検討ください。
また、今後もこのような調査結果を掲載していく予定ですので、是非ご確認ください。