こんにちは!kaoriです。
今日のレビューまとめはパルキッズ 七田式かけ流し英語です。
七田式は七田チャイルドアカデミーとして幼児向け教室を展開しており、
それは全国各地に450教室にも及んでいます。
そのメソッドを活かした幼児向け英語教材、パルキッズ。
他の教材と比較して、多額の広告費を投じて認知度を広めようという一見派手な営業活動や、
過度な電話での勧誘活動はせず、教材の実力と口コミでじわじわ広がっている印象を受けます。
私が住んでいたシンガポールや今住んでいるオーストラリアでも
Shichidaやkumon というと、
教育に関心の高いママたちには知られているキーワードです。
それでは、詳しく見てみましょう。
パルキッズ の口コミ・レビューまとめ
ざっくり言って どんな教材なの?
児童英語研究所が設計した幼児向け英語教材です。
右脳教育の第一人者として有名な七田眞先生が提唱している「七田式幼児教育方法」を導入。
- プリスクーラー、キンダーそれぞれ2年間の学習期間で、語彙力、リスニング力、読解力、日常会話力を養う。
- CD,DVD,オンラインレッスン,テキスト,ドリル,iPhoneやiPad PCなどのデバイスを通じてゲーム感覚で楽しく英語を習得する。
パルキッズのここがオススメ
- 1日90分CDを聞き流すだけ、スマホやタブレットで気軽に簡単に取り組めるから長期間続けられる。
- オンラインレッスンはスカイプではなく、1日3~5分いつでもどこでもゲーム感覚でできる。
- 保護者は成績表を見て習熟度を確認できる
- 日常生活に即した発語を促す教材が特徴的
パルキッズのここは注意点!
- オンラインレッスンもあるが、あくまでインプット中心の教材
- オンラインレッスンは、インプットの習熟を確認するもの。講師相手の英会話レッスンではない。
- 他の多数ある教材と比較して、安いという意見もある反面、他の教材に見られるキャラクターや玩具、ぬいぐるみなどの楽しい要素は少ない。テキストやCDのクオリティの割には価格が高いというユーザーコメントも。
- 2年継続してみたけど、効果がなくて辞めた、というユーザーのコメントがあった。
お試しはできるの?
こちらから資料請求ができます。クリックするとオフィシャルページに飛びます。
請求後、電話勧誘などは一切ありません。
教材の映像や右脳教育に関する私の感想
パルキッズの語彙力を養うためのフラッシュカード映像はかなりの高速スピードです。
絵と音声が一度通しで流れ、その後、2度目が流れます。
2度目は、1度目と順番が変わり、最後の単語から逆の順番で単語の音読と画像が流れます。
私自身は、子供(特に0〜6歳)に対してフラッシュカードで大量インプットする学習方法を、
好意的に受け入れることができません。
子供によっては、これに拒絶反応をおこす子がいても不思議はないと思います。
ちなみに我が家の子供たちには高速のフラッシュカードの学習法は初期の段階で拒絶したので、すぐに辞めてしまいました。
フラッシュカードは家でのんびり遊びとして取り入れています。
数年前、右脳教育の塾の体験に行ってみたことがあります。
一通り先生が高速の紙芝居のようにサササっと発音する英単語を目と耳でインプットします。
ところが我が息子、カード自体に興味を持ったようでそのカードで遊びたいと思ったみたいです(笑。
先生の手の動きを邪魔し始めました。
一通り終えたあと、今みたばかりのカードの記憶を確認するクイズがあり、
我が息子は残念ながら(当然ながら)正解できませんでした(>_<)。
この手法で大量に記憶をしていくのか、、、、と思うと、
なんというか人間が自然に情報をインプットして記憶を紡ぎ出すナチュラルな方法に、
反している気がしました。
このトレーニングをすることで、記憶力が抜群になるとか能力の高い賢い子に育つのかもしれませんが、これが何かの実験のようで苦痛に思えて仕方ないのです。
(右脳教育に関して私の知識がそこまでありませんので、
反論や否定ではなく、私の個人的な1コメントとして受け取ってください。)
右脳教育については、オンラインで賛否両論がみられますね。
七田式の右脳教育は、日本以外のアジア各国でも広がりを見せているので、
英語で検索をするとオンライン掲示板などで、ユーザーや元先生のコメントが読めて参考になりました。
世界的に見ると、右脳の発達を促す右脳トレーニングを幼児教育にとり入れているのは、
教育に意識の高いアジアの国々に目立つように思います。
……………………………………
さて、教材の一つである日常会話のストーリー「ケイの1日」という動画もYouTubeで見ることができます。
このケイの1日は、個人的にはおもしろかったです。
静止画と会話の組み合わせで、あたかも音声付きの絵本を見ているようです。
この動画を見ることで英語での自然な会話、コミュニケーションのやりとりが学ぶことができます。
全編英語で日本語の解説は一切無いので、自然な英語を自然な形で身につけることができると思います。
アニメは、素朴なイラストで、紙芝居方式で静止画が入れ替わってストーリーが進みます。
絵本の読み聞かせがスクリーン上に映し出されて音声がついた、と解釈できますね。
しかしながら、現代風のアニメやキャラクターが大好きな子どもたちが、
果たしてこのとてもシンプルで素朴な動画を「面白い!」と見てくれるのだろうか?
その点は若干疑問です。
同じ目的ならば、一般の英語のアニメを見せることでも
これに近い効果を期待することができるのでは?というのが見終わった感想でした。
よくあるご質問
よくあるご質問はこちらでごらんください。オフィシャルページに飛びます。
ツイッターの評判は?
今日は、パルキッズ2ヶ月目掛け流ししっかりできた。7月開始予定のdrawing lines のデータ80枚をプリントアウト。電力不足になる前にあと40枚をプリントアウト。7月8月、プリスクール夏休み中に1日2枚のプリントを日課にする事を目指すの。ワクワク #oyakoeigo
— happy_treasure (@happy_treasure) June 7, 2011
今、パルキッズの英語、聞いてますよ。2才以来です。ひさびさでも、覚えてるもんですね(*´-`)
— SHIHOママ (@HappyTsnk) June 5, 2014
https://twitter.com/bigapplesky/status/632753231345532928
まとめ
七田式メソッド、右脳開発の長年の研究によれば、
フラッシュカードのよる大量インプットという手法は子どもの脳に刺激を与え効果があるようですね。
実際に利用者のお子さんたちが英検に受かったり、学習する習慣がついたり、東大合格したりとメリットも目立ちます。
ただ私個人的には、フラッシュカードの活用は、どんなに良さを訴えられても自分自身が疑問に思います。
私自身が英才教育に、関心が無い。というのもあるのでしょうが。
理想論かもしれませんが、お金をかけずに日常生活の中でも、
右脳活性化できる育児や遊びをできるのではないか?というのが全体の感想です。
パルキッズ教材の中の、日常生活に密着した英会話表現はとても素晴らしい素材だと思いました。
ゆっくりと交わされる日常英会話のやりとりが、そのまま使える
実用性を持った素材であることは聞いてみてわかりました。
「このコース4年聞き流すだけで、
海外で通用する会話力が身につく、
子どもがバイリンガルになる、」素晴らしいキャッチコピーです。
これは どこまで信憑性があるのかな?
どうやってアウトプットにつながっていくのかな?
この点には非常に興味があり、まだ少し半信半疑です。
アウトプットのオンラインレッスンはオンラインで語彙力の習熟度を確認することができるとありましたが、
これが人間相手のコミュ二ケーションに代われば更に素晴らしいでしょうね。
私が実際に自分の子どもに
「母国語+◯◯語に触れさせ、読み書き身につけるための努力」を8年やってみて、
そしてまた、様々な国籍のミックスの人や母国の外で暮らし働いている人々と接してきたからこそわかります。
私自身が海外に住んで、ようやく使える英語を身につけてきたという実体験があること
海外に住む日本人のお子さんたちが、
どんなに英語環境があっても英語は簡単には”ペラペラ” にはならないことを
この目で見てきました。
実際にどう言うプロセスを経て子供が語学を習得するのかを見で見て体感したらこそ、
教材の使い方と効果ってどうなんだろう?と疑問に思うのです。
言語というのはそんなに簡単に、CD掛け流しで聞いただけで学べるものではありません。
それは、七田式に限らず、どの英語教材にもやはり同様に言えることだと思うのです。
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