こんにちは!kaoriです。
本日も引き続き、春夏秋冬プロジェクトの受講生からいただいたQ&Aをお送りします。
今日の質問は、北海道在住のAさんからいただきました。
Aさん、的確で良い質問をありがとうございます!
Q1: coordination skillsの言い方で質問なんですが、
・上着を着てね
・(スノーウェアの)ズボンを履いてね
・ブーツを履いてね も、put onを使っていいのでしょうか?
A1: put onは万能な表現で、意味は「〜を着る、はく、かぶる、かける」。
ズボン、ブーツ、コートにジャケット、帽子、シャツ、はたまたオムツでも、
私たちの身につけるものであればなんでも使えます。
着る動作を表す場合に、「put on」を使います。
Q2:wearも同じ意味で使えますか?2つの使い方の違いがあれば教えて頂きたいです!
A2: wearをput on と比較してみます。
put on が動作を表す反面、
wearは、『〜を着ている、履いている、かぶっている、かけている』といった具合に、
着ている状態を表します。
(1)What is Kaori wearing today? kaoriは今日何を着ていますか?
She is wearing a pink sweater today. 彼女は今日、ピンクのセーターを着ています。
****************
- wear = 身につけている(状態)
- put on = 身につける(動作)
このwearとput onの区別がつけられるようになれが、
身につける「動作」や「状態」はすべてこの2つで表せるようになります。
例えば……
- 服を着ている = wear clothes → 服を着る=put on clothes
- ズボンをはいている = wear pants → ズボンをはく = put on pants
****************
ちなみに、ママがお化粧をするというときも使える表現なので便利です(^0^)
- 「化粧している」wear makeup
- 「化粧する」はput on makeupと言います。
「今日はお化粧してないの。ノーメークなの。」は
I’m not wearing makeup today… こんなふうに言うことができます。
Q3:「リュックを背負ってね」はなんと言ったら良いでしょう?
Let’s carry your backpack.で合ってますか?
A3 : 私も含め、日本人にとってより自然な英語表現を見極めるのは難しいですよね。
文法的に、Aさんのフレーズは間違っていません。
ここで微妙なニュアンスを解説しますね。
Carryは、身につけて運ぶ。運ぶ過程や様子に焦点を当てるときに使います。
He is carrying a backpack on her back. 彼は背中にリュックを背負っている。
※バックパックの中身、例えば教科書や図書館の本、お弁当などを
学校に持って行くようなイメージができます。
「リュック背負ってね!」と言う動作に焦点を当て、
いま子どもにその行動を促したい!と言う場合はどうでしょう?
これから出かけるというシチュエーションで
「さあ、リュックを背負って出かけるよ!準備ok?」という場合は、
前の事例と同様に put onという表現が使えます。
Please put on your backpack. Are you ready?
より自然な表現にするための参考にしてくださいね。
私たちの子供達は、固定概念や日本語で考える癖などがなく、
まだまだ柔軟で真っ白なスポンジのようなので、
新しい表現もより自然に習得するでしょうが、
我々大人は、このような解説があった方がしっくり納得できるものですよね。
ちょっと堅苦しい説明だったかもしれませんが、
毎日の生活の中で英語を取り入れるために、
少しでも参考になれば幸いです。
それではまた次回まで!
[mc4wp_form id=”5628″]
コメント