みなさん こんにちは。
家庭で英語育児、楽しんで進めていらっしゃいますか?
今日は、「家庭での英語育児が思うように進まないのはどうしてだろう?」ということについて書きたいと思います。
家庭でできる英語育児を教材で導入するにあたって
あなたは、「家庭で英語育児をしよう!」と思っていらっしゃるので、このサイトのこのページを読んでくださっているのでしょう。
今現在、あなたは英語を取り入れる子育てや、英語のある日々の生活がスムーズにできていらっしゃいますか?
生活に英語を取り入れ、それを継続し習慣づけるのは親にとってとても大変なことだと思います。
まず、通常の日常生活でさえ大忙しでしょう。
家事、育児をはじめとし、子供以外の家族(ご主人やご両親、義理ご両親)との良好な関係を保つためにやることがたくさんおありでしょう。
母・妻・嫁の役割は果てしなく続いていますよね。
そんな中で「英語育児」なんて、新しいことを始めるのは大変な上、それを毎日継続するのはとてもエネルギーを要することです。
しかし言語習得という分野は、継続しなければ力になりません。
一日二日頑張ったところで身につくものではないのです。
家庭での英語育児を継続するには、親の忍耐と努力、そしてなにより子供が興味を持ってくれることがとても大切な条件になります。
子供さんは英語教材に興味を持っていますか?
例えば、あなたがお子さんのために、市販の英語絵本やDVDを購入しました。
あるいは、広告で見かけた「言語学習について研究をし尽くして作られた、立派で素晴らしく見えた高額な教材」に投資をしました。
しかし、残念ながらあなたのお子さんが興味を持ってくれませんでした。
最初は少しDVDを見たり教材で遊んだりしていたのに、今はすっかり関心をなくしてしまいました。
たとえそうだとしても、どうかがっかりしないでください。
それは、「お子さんが英語に興味がない」のではありません。
市販の教材が「あなたのお子さんにあっていない」だけなのです。
あなたのお子さんが、せっかく買った英語教材に興味を示してくれなかったとはいえ、
お子さんが「英語を学ぶのに向かない」と短絡的に結び付けないでください。
今、世にある子供向け英語教材には、ある特徴があるからです。
それは、子供各々の個性に合わせて作り上げられた教材ではないからです。
もっと言えば、世にある英語教材は、あなたの子供だけのために作られた教材ではありません。
あなたの子供が「英語」に興味を持たない最大の理由(1)
教材を使って失敗する事例を挙げてみます。
言葉を選ばずにはっきり言いましょう。
その教材に出てくるキャラクターが嫌いなケースがあります。
有名な人気キャラクターやテレビ番組の登場人物で、子供が興味を持って楽しく英語に取り組めるように作られた英語教材がありますね。
こう言ったパターンですと、大半の子供が食いつくかもしれません。
10人いたら3−4割がファンで大喜び、後の3割くらいが許容範囲だから見ていられる、そして残りの子供は興味を示さないか、もしかしたら拒絶反応を示すかもしれません。
我が子が3年半通っていた保育園では、「お迎え待ち」時間に、毎日違うDVDが流れていました。
そのテレビスペースの様子を見ると明らかです。
そこで流れるアニメで多かったのは大人気キャラクターのミッキーやドラ、トムとジェリーなど、多くの子供が夢中になっている中、
おおよそ3〜4割くらいの子供が毎日つまらなそうな顔をしているものでした。
何種類かのアニメをローテーションで、毎日流します。
昨日のDVDは好きだったけど、今日のは嫌だ、みたいな会話が子供達の中でなされていました。
トムとジェリーは好きだけど、ドラは大嫌い!と我が息子は言ってましたっけ。
子供は10人いたら10人の興味関心が違います。
某人気キャラクターが好きじゃない。
教材に出てくるバックグラウンド設定や登場人物が嫌い。
出てくるお兄さんやらお姉さん歌の声が気に入らない、なんて子供もいますね。
ですから、英語教材を選ぶ時は「あなたの子供が興味を示すかどうか」ということに要点を置いてください。
絵本などですと、気軽に、子供の興味関心を試すテストができます。
日本ではなかなか難しいかとは思いますが、大きめの図書館に行き実際に複数の絵本を手に取れる環境で、子供と一緒に英語の絵本選びをしてみてください。
また、YouTubeで海外のアニメを見せてみて子供の興味関心があるかを試せます。
こちらもタダで気軽にできることです。
あなたの子供が「英語教材」に興味を持たない最大の理由(2)
あなたのお子さんが英語教材に興味を持たない理由の二つ目。
その教材がお子さんのレベルにあっていないので、つまらない。
レベルが難しすぎてお子さんにとって全く面白くない。
あるいは、それとは反対に簡単すぎてつまらない場合もあります。
日本人のお子さん向けに作られて日本で販売されている教材であれば、おそらくこういった問題が生じることは、あまりないでしょう。
対象年齢に合わせ、子供の興味関心を考えて作られたものが多いからです。
ですが、例えば英語には慣れていないお子さんが、自分と同じ年齢対象の海外の子供向けDVDを見ました。
5-6歳程度の理解力を必要とするテレビ番組や絵本は、難しすぎて理解できないでしょう。
こういうケースで、あなたのお子さんが英語に興味をもつのは非常に難しいです。
あなたの子供が「英語教材」に興味を持たない最大の理由(3)
お子さんと教材の対象年齢があっていないのでつまらない。
これは非常に大切なポイントです。
お子さんが4歳〜5歳〜6歳と成長につれて、いくらカラフルでも楽しそうでも赤ちゃん向けの英語の歌やアニメーションには興味を示しません。
同じ家庭内の兄弟姉妹でも、年齢差や性別によって、同じ教材に興味を示してくれるとは限りません。
お子さんの興味を引き出し興味を継続するには、お子さんの年齢にあった教材選びがとても大切です。
まとめ
あなたがお子さんに、絶対英語を身につけてほしい!という強い思いがあるのに、当のお子さんが全く英語に興味を持たない、と悩んでいらっしゃる方。
原因は、あなたやあなたのお子さんではありません!
それは、選んでいる英語教材があなたのお子さんにあっていない、というだけの理由です。
どうかご心配なさらないでください。
このブログでは、どのように家庭でお金をかけずに英語育児を進めていけるのか、
具体的には、「あなたの子供の興味」と「英語」を繋げるための親の役割や工夫についてどんどん紹介していこうと思っています。
それではまた次回まで!
コメント
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[…] みなさん こんにちは。 前回に引き続き、家庭での英語育児がどうしても上手くいかない理由についてです。 […]