みなさん こんにちは。
前回に引き続き、家庭での英語育児がどうしても上手くいかない理由についてです。
なぜわたしの子供は、英語教材が続かないのか?
前提としては、子供が幼児英語教材を使って英語育児をいる場合において です。
失敗する大きな理由の一つは、「英語教材を使っても、子供がすぐに飽きてしまうから」。
「親の私が、教材を上手く導入できていないのかしら?」と お考えですか?
ご心配なさらないでください。
子どもが何かに飽きるというのはごく自然なことです。
多くの教材は、子供たちの成長と共に数年間使えるように作られています。
一方で、子供の興味関心というのは日々移り変わっているのです。
子どもの興味、関心の移り変わりについて
私の子育て経験上、子どもたちの興味対象の移り変わりは非常に早く、3ヶ月〜6ヶ月です。
もっと早かったケースもあります。
具体例を挙げてみましょう。
基本的に、「乗り物が好き」 という男の子がいます。
のりもの、というべースがあっても、好きなキャラクターがトーマスからカーズに変わったり、
好きな「のりもの」の対象が「バス」から「飛行機」に変わったりします。
列車は大好きなのに、トーマスがとても赤ちゃんっぽいものに見えて来る時期が必ずやってくるのです。
我が家の長男は、ミッキーマウスクラブハウスがとても面白くて、毎日飽きずに見ていたのに、
ある日突然、弟と一緒にそれを見ることがバカバカしく思えてきたりしました。
赤ちゃんの頃は、ドラを見て喜んでいたのに、数年経つと「しつこくてうるさい!」と怒りさえ感じているようでした。
うちの◯◯ちゃんは、ここのところこの同じ映画を何度もなんども見るのよね、というコメントを
ママ同士で話されることがよくあります。
でも、その行動は大体の場合 半年は 続きません。
大好きな物にどっぷり浸かり、数多くの名前や特徴を暗唱するほどマニアになったかと思うと、
するとまた別の対象を見つけては、どっぷり浸かる。
子どもは成長しながら、大好きな対象を見つけてはこの繰り返しをしているのですね。
幼児英語教材で上手くいかないのは、飽きるから
子供は日々成長しています。
子どもの興味や関心は、心の成長、環境の変化、子ども同士の人間関係、日々目にする新たな情報によって急速に移り変わります。
今夢中になっている英語教材が2年後3年後も変わらず使い続けられるでしょうか?
途中で飽きて見向きもしなくなるお子さんは必ずいます。
それが、数年契約で高額の教材を購入することのリスクになり得るのです。
もちろん、長年一つの教材を使い続けられるお子さんも、
或いは上手にお子さんに教材を導入されている親御さんも数多くいらっしゃるでしょう。
しかし、もしあなたが、幼児英語教材を使ってもお子さんが英語を身につけることができないでいるとしたら、
『もしかして、飽きちゃったのかな?』という視点でご覧になってみてください。
まとめ
子どもが好きなものに対して向ける集中力は、目を見張るものがあります。
あなたもお子さんを見ていてそう感じることがあるでしょう。
グッと短時間で集中して、10−15分程度で集中力は途切れ、また別のモノに対象が移ります。
英語環境においても同じことが言えると思うのです。
24時間、朝から晩まで時間を共にしていて、一番子供のことをよくわかっている母親のあなたが、
旬なタイミングでお子さんの興味・関心に合わせた英語環境を作ってあげる。
このサイトでは、引き続きそういった英語環境づくりの工夫についての情報発信を目指してまいります。
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