こんにちは!子供のための英語環境アドバイザー kaoriです。
今日は、「グローバル社会」でも通じる、いろんな名前についてお話ししたいと思います。
「グローバル社会」でも通じる、なんて仰々しいことば使ってますが、内容はそんなに大層なお話ではありません(笑)
皆さんのお名前は、日本人国籍ではない方々から、気軽に、そして正しく発音してもらえる名前ですか?
今日は海外でプチ•カルチャーショックをうけた、お名前エピソードをご紹介しようと思います。
お名前びっくり エピソード その1
我が家のあるマンションのご近所さんにオーストラリア人一家の娘さん(4歳)がいます。(ご両親ともに日本人ではありません。)
ラヨーカというお名前で、『珍しいお名前ですね、どこのご出身なんですか?』と聞くと、出身はオーストラリアだけど彼女の名前は、日本の名前なのよ、というではないですか。
日本人の私はそんな名前聞いた事ない!とか言うのは失礼かと思い、素直にそれを受け入れて、あぁ、そうなんだ、らよーかちゃん。かわいいねぇ♪
と言って、そのまま1年以上、挨拶したり子供同士がお庭で少し遊んだりする関係が続いたのでした。
そして、最近になって驚きの真実が明らかになりました。
なんとその子の名前は『なおかちゃん』だったのです。
今になって思うのは、なんでその両親はちゃんと発音してもらえない難しい名前をあえて彼女につけたんだろう~ということ。
なおかちゃんだったら、なおかと発音できるようなつづりにすればいいのに。。。。
NAOKA とつづれば ネィ オゥ カァ と発音されてもしょうがない。
お名前 クスっと エピソード
オーストラリアに住んでいた時の同僚、まいこちゃんのお話。
オージーにお名前なんていうの?と聞かれて「マイコ」と答えると、
ほぼ必ず『え!?Michael(マイケル) !? 男性の名前じゃないの!?』と聞かれるそう。
マイコーといえば、Michael。
日本の名前も、一歩外にでると不思議な印象になるんですね。
あとは、アイちゃんも、自己紹介のとき驚かれるので、海外生活ではニックネームをつけているとか。
お名前うんざりエピソード3
私たち夫婦の名前は、母国を離れたとたんに結構難易度の高い名前のようです。
夫は、ポルトガルで1、2を争うほどの典型的な名前で、日本でいったら太郎みたいな典型的な名前。
(例えば、スーパーとかカフェで待ち合わせをしていたりとか、
ちょっと遠くから彼の名前を呼ぶと、3~4人は振り返るほどのありふれた名前です。)
そんなよくあるお名前でも、一歩ポルトガルの外にでると全くをもって正しく発音してもらえません。
その理由は、ポルトガル語のこの文字「ã」にあります。
この上ににょろっとついた芋虫みたいなのがのっかった1文字だけで、
通常英語で発音される A の音とは全く違う音になります。
日本語にもこの音は存在しないので表記が難しく、
アォゥン(正しくは、ンという音はあまり聞こえない)という音です。
こういう、難しい音の含まれる名前を持った夫は、母国以外で自己紹介するたびに説明するのに辟易としてました。
彼の使っていた名刺の表面には英語表記の名前。(かといって、英語圏の人には正しく発音してもらえない。)
裏面に日本語のカタカナで表記された名前。(これも本当の名前とはかけ離れた表記。。。苦笑)
夫はこれを持って3年日本で仕事してました。
名刺を渡して自己紹介するとき、軽くため息をついている彼の姿を私は見逃しませんでした。
結局自分の名前は日本では正しく発音されないと悟った夫は、日本、オーストラリア、シンガポールと、海外で仕事をする間は、愛称、あだ名の様なもので仕事してきました。
未だに数年の付き合いのある直の上司にも、本当の名前を言えてもらえてないそうです。
お名前 お悩み エピソード
私の名前は、日本ではよくあるカオリという名前。
ところが、特に英語圏の方からは「カオリ」という名前をうまく発音してもらえません。
自己紹介をして、カオリですというと、どういう綴り?って聞かれるので、
「いやぁね、綴りは言いたくないのよ、混乱させるから。」とかいうと、たいてい不審な顔をされます
だって、名前をうまく発音してもらえないのは、綴りが原因だから、と分かっているから。
彼らは私の名前を
ケィ オゥー ウィ と呼びます。
これは、私の名前をkaori と綴ったら、英語読みではどうしても
ケィ オゥー ウィ となってしまうから。
最悪のケースですが、私はよく、アメリカ人&中国人夫婦の友人ごはん食べたりカフェに行ったりという交流があります。
もう何年もお付き合いがあるのに、彼らに自分が呼ばれている事に気がつかないことがあります(汗)
最近は自分のニックネームを考えたりしますが、未だしっくりくるニックネームを見つけられていません。
そんな経験を夫婦そろって今までの人生で味わってきた。
それが原因となり、我々の子供には、たいていの国で発音してもらいやすい名前にしよう!というのが、現在の子供達の名付けのきっかけでした。
皆さんはこんな風なエピソード、これまでにありませんか!?!?
日本を離れ10年経ち、英語で自己紹介をする機会を経るごとに名前は決して侮れない!と実感していますよ。
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